施工前(Before)
施工後(After)
DATA
施工内容
屋根塗装・外壁塗装・シーリング打ち替え・足場工事
補修工事
価格
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福岡市中央区のT様邸は、築18年ではじめての塗装のリフォームとなります。
今回、屋根・外壁の塗装のリフォームにあわせて、屋根の遮熱対策として、屋根への遮熱塗装→小屋裏換気扇の設置→屋根裏への断熱材→天井断熱材(既存の50mmへ50mmを重ね敷き)の4つの対策工事を行ないました。
工事内容
福岡市中央区のT様邸は、築18年でまだ一回も外部の塗装などのメンテナンスをされていませんでした。
さらに、スレート(コロニアル)屋根で、夏場の2階の暑さが尋常じゃない…とのことで、現場調査を行なったところ、天井に50mm厚のグラスウール(断熱材)こそ敷かれていたものの、小屋裏に全く換気がなく、軒天にすら有孔ボードもありませんでした。
つまり、屋根からの遮熱で熱くなった小屋裏の熱が、天井を通じて部屋に降りている状態でした。
今回、屋根・外壁の塗装のリフォームにあわせて、屋根の遮熱対策(断熱改修)工事を行うことになりました。
屋根の断熱改修の内容は、屋根への遮熱塗装→小屋裏換気扇の設置→屋根裏への断熱材→天井断熱材(既存の50mmへ50mmを重ね敷き)の4つの対策を取りました。
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工事前は、こんな感じでした。
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まずは、仮設足場を架けて・・・
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屋根の高圧洗浄から。
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朱色は、サビ止めの塗料を塗った後です。
スレートの屋根は旧塗膜が飛び、白っぽい素地が見えています。
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スレート屋根の塗装を行う前に、縁切り部材(タスペーサー)を屋根材のすき間に挿入します。
これは、屋根材のすき間に塗料が流れ込み、屋根の通気をふさいでしまうのを防ぐためです。
逆にこれを怠ると、塗装をしたことで「雨漏れ」する場合もあるほど、大切な工程です。
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下塗り材(シーラー)を塗っているところです。
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中塗り(1回目)で、シリコン塗料の遮熱タイプで、塗装をしていきます。
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上塗り(2回目)の屋根塗装です。
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屋根の遮熱塗装が完成しました。
同時並行で、屋根の下(小屋裏)では、小屋裏換気扇(風之介)を取付けしています。
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これが、小屋裏設置換気扇の「風之介」です。
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北側の軒天と、室内に2カ所の吸気口を設け、写真にある南側のガラリが排気口になります。
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温度センサーを小屋裏に設けて、温度や時間で制御運転できるコントローラーです。
今回は、小屋裏温度が28度を超えると自動運転する設定にしました。
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工事前の小屋裏です。天井に50mmの断熱材(グラスウール)が敷かれてはいましたが、換気が全くないため、小屋裏はすごい温度です!
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次は、屋根の垂木の上から、押出法ポリスチレンフォーム保温板(カネライトフォーム/スーパーE-Ⅰ/厚30mm)を張っていきます。
リフォームの場合、軒先の方などは、仰向けになっての作業です。
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保温版(断熱材)のすき間は、気密テープやコーキングなどでふさぎます。
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最後に、既存の天井断熱材(グラスウール)の上に、50mmのグラスウールを重ね敷きして完了です。
これ以上、できる対策の工事が見当たりません・・・これで、今年の夏、2階のお部屋が少しでも涼しくなるはずです。
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新築みたいに、外部がきれいに仕上がりました!
もちろん、コーキングの打ち替えや、雨樋の不良個所の改修など、足場があるうちに、外部の不良個所の工事はすべて行ないました。
外部の塗装などの工事こそ、足場がある期間に高所の見えない部分を調査して、不良箇所があった場合は、お客様へまずはご報告し、どういう対処を行なうかを、ご相談させていただくことがとても大切と考えています。