屋根塗装
ご自宅の屋根を自分でじっくりと見ることはないと思いますが、屋根があることで雨風や紫外線を日々受けています。そのため、屋根に塗られている塗装は過酷な環境の中で少しずつ劣化していき防水機能が無くなっていきます。そうすると、カビや苔・藻が生えてきて、屋根材に亀裂やひび割れが発生します。そうなると雨漏れの原因にもなります。屋根は定期的なメンテナンスをすることで、より長く快適に過ごせる環境にすることができます。
当社では、現地調査からお見積もり提出まで無料で対応しておりますので、気になることがありましたら遠慮なくお問い合わせください。
屋根に使用する瓦の種類
お家の屋根に使用されている瓦にはいくつかの種類があります。瓦・スレート(コロニアル・カラーベスト)・ガルバリウム・トタンなど様々あり屋根塗装が必要なものと必要でないものがありますので、まずはお住まいの屋根材に何を使っているのかを知ることが必要になります。
お家の屋根に使用されている瓦にはいくつかの種類があります。瓦・スレート(コロニアル・カラーベスト)・ガルバリウム・トタンなど様々あり屋根塗装が必要なものと必要でないものがありますので、まずはお住まいの屋根材に何を使っているのかを知ることが必要になります。
使われている屋根材が分からないときは業者にきちんと確認してもらいましょう。各種の瓦の耐用年数を維持するためには定期的なメンテナスと塗り替えが必要で、しないと寿命が短くなることがあります。
屋根材 | 耐用年数/目安 | 塗り替え時期 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
粘土瓦 | 〜50年 | 不要 | ・断熱性が高い ・防音性が高い ・結露しにくい ・塗装が不要 |
・耐震性が低下 |
セメント瓦 コンクリート瓦 |
30年~40年 | ・ウレタン塗料7年~10年 ・シリコン塗料10年~13年 ・フッ素塗料15年~20年 |
・断熱性が高い ・防音性が高い |
・耐震性が低下 ・塗装が必要 |
化粧スレート | 20年〜25年 | 約10年 | ・多くの一軒家で使用 ・業者を探しやすい |
・割れやすい ・塗装が必要 |
天然スレート | 20年~25年 | ほぼ不要 | ・防火性が高い ・耐水性が高い ・塗装がほぼ不要 |
・耐震性が低い |
トタン | 10年〜20年 | 5年〜8年 | ・耐震性が高い | ・寿命が短い ・サビやすい ・断熱性が低い ・防音性が低い ・塗装が必要 |
ガルバリウム鋼板 | 30年 | 10年~15年 | ・耐震性が高い ・サビにくい ・防水性が高い ・カバー工法に最適 |
・キズがつきやすい ・防音性が低い ・塗装が必要 |
屋根塗装しないとどうなる
屋根は太陽の紫外線・雨風・寒暖差による伸縮を常に繰り返しています。また、風の影響を一番受けやすいため、台風の後にトラブルが起こりやすいです。雨漏れが発生した、瓦が飛んで剥がれた、板金が飛ばされたなど被害が多いです。さらに、その飛んでいった屋根材が近隣のお家の外壁や屋根・車などに当たって壊れたとなると、その修理代は誰が負担するのかという問題も発生してきます。
普段は目にすることがないですが劣化は進んでいます。そして、塗り替えやメンテナンスをすることで、屋根材本来の耐久性を保持し、思いも寄らないトラブルも防ぐことができるはずです。
塗り替えるには費用が掛かるため、しないとか、意味がないとか、不要などと自分で判断せずに信頼できる業者にきちんと調査・点検してもらうことが大切です。
表面に塗られている塗料も同じです。そのため、少しずつ劣化していきます。劣化しない外壁や塗料はありません。そのため、通常であれば10年前後で塗り替えをすることで新築と同じような美観と、内部の木材や鉄筋などの腐食を防ぐことで何十年と安心して暮らし続けることができる家になります。
屋根塗装をしないと、画像のように雨漏れしたり、めくれたり、ひび割れしたり、欠損したり、強風や台風で屋根材や下地が飛ばされてしまうこともあります。そうなると、塗り替えでは対応できなくなり、屋根材の交換(葺き替え)が必要になり塗り替え以上に費用が必要になってきます。
塗装が必要な屋根材
スレート(コロニアル・カラーベスト)
戸建て住宅の多くの屋根に採用されているのが化粧スレート(コロニアル・カラーベスト)です。
厚み約5mmと軽量で耐震性が高く、耐用年数が20年~25年と長く、瓦屋根に比べて安価のため多くの新築の屋根に使われています。原料はセメントなので、スレート表面の塗膜が落ちてくるとスレートが水分を吸収し、乾燥を繰り替えすことで劣化していきます。
劣化症状として、次のような劣化があります。
スレートの塗り替え時期
約10年
スレートの耐用年数は20年~25年が目安となっていますが、メンテナンスをしないと屋根材が傷んでしまい、目安の耐用年数まで持ちません。そのため、約10年毎に塗装メンテナンスが必要になってきます。塗り替えをおこなうことで、スレート自体の劣化を防いでくれます。
施工前
施工後
金属(トタン・ガルバリウム)
金属の屋根材には、アルミ製・スチール製・ガルバリウム製などがあります。その中でも塗り替えが必要になるのが、トタンとガルバリウム鋼板です。トタンの耐用年数は10年~20年、ガルバリウム鋼板で30年が目安となっていますが、金属で出来ているので塗装の効果が低下してくるとサビが発生しやすく、台風や強風で何か物が飛んできて当たると穴が空くこともあります。
劣化症状として、次のような劣化があります。
トタンの塗り替え時期
5年~8年
ガルバリウムの塗り替え時期
10年~15年
ガルバリウムは、艶や見た目の高級感と軽量で耐震性が高く、耐久性が良いため人気があります。錆びにくい特長がありますが、塗装メンテナンスを定期的におこなうことが必要です。経年劣化で引っ掛けている部分が緩むことがあり、緩んだ箇所から浮いたり、強風や台風の影響で剥がれたりすることがあります。サビや腐食がひどいときは、塗装では回復できないことがあり、カバー工法で現在の屋根材の上に新しい屋根材を被せる工事をする必要があります。塗り替え費用よりも料金がかさみます。定期的な点検をすることで費用を抑えながら大規模な屋根リフォームを防ぐことができます。
施工前
施工後
セメント瓦とモニエル瓦は塗装が必要
瓦には、塗装が必要な瓦と必要でない瓦があります。
・塗装が必要な瓦:セメント瓦・モニエル瓦
・塗装が不要な瓦:粘土瓦(陶器瓦・いぶし瓦・素焼き瓦)
瓦の種類の違いは見分けが難しいため、自分で判断することはおすすめしません。粘土瓦は塗装が必要ありませんが、専用の塗料はありますので塗装することはできますが、塗料は劣化していくため一度塗ったら定期的なメンテナンスが必要になってきます。また、瓦は塗膜の密着性が悪く職人でも難しい屋根材の一つです。正しく施工しないとすぐに塗装が剥がれてしまうことがありますので自分で塗ることはおすすめしません。
風でズレて雨が浸水
葺き替え工事
屋根塗装を自分でするDIYは危険!
瓦には、塗装が必要な瓦と必要でない瓦があります。
・塗装が必要な瓦:セメント瓦・モニエル瓦
・塗装が不要な瓦:粘土瓦(陶器瓦・いぶし瓦・素焼き瓦)
瓦の種類の違いは見分けが難しいため、自分で判断することはおすすめしません。粘土瓦は塗装が必要ありませんが、専用の塗料はありますので塗装することはできますが、塗料は劣化していくため一度塗ったら定期的なメンテナンスが必要になってきます。また、瓦は塗膜の密着性が悪く職人でも難しい屋根材の一つです。正しく施工しないとすぐに塗装が剥がれてしまうことがありますので自分で塗ることはおすすめしません。
屋根を自分で塗装することは危険です。家の中でも一番上にあり、勾配があるため滑りやすいです。それに正しい点検・確認をおこなうことが大切でただ塗るだけではありません。不具合箇所があれば適切な補修・修繕が必要になりますし、正しい施工をしないといずれ雨漏れや躯体の腐食にもつながります。お金がない、費用が掛かるからとDIYではなく業者に現地調査をしてもらって費用のこともしっかりと相談して決めることをおすすめします。